今日でやっと4日連続、最後の通院
 今日はにこにこハウスSTを始める為の事前評価
 3人のSTの先生が、彩生を診て、どう訓練を進めていけばいいのか評価をします。

 午後一番の12時からなので、少し早めに着いて、先にお昼の注入を済ます。
 
 時間が来ると、3人の先生が彩生を迎えに来てくれました
 私に普段の彩生の話を聞き取りしながら、彩生と遊ぶ先生達…
にこにこ ST 後でこの説明を聞くと、初めての人と接するのには彩生も気持ちが緊張する。
 なので、好きそうな遊びをして、少しずつ彩生と近づけるようにいっぱい接してあげているのだそう!

 最初は、私に助けを求めているのか、微妙だった彩生の顔
 たまに笑顔を見せそうになるが、我慢しているようにこらえている。

 ジャラジャラしたおもちゃで引っ張り合いっこをして遊ぶ!
にこにこ ST
 
 彩生がやりたいって手を出すのか観察してるのかな?
 何度も先生達は繰り返し、彩生の反応を見ています
 彩生は自分がやりたい気持ちがあるのか、たまに腕に力が入る。

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 だんだんと飽きてきた彩生。今度はコマの付いた板に椅子を乗せて、クルクル遊んでくれました。
にこにこ ST
 
 激しいのが好きな彩生。これにはニンマリ♪

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 その間、引き続き聞き取りを…
 普段の食事状態や食事の時の姿勢等を話す。
 学園では、食べたい気持ちのあまりに緊張が強まるとも話す

 それを聞いたSTの先生。
 『彩ちゃんの食べる姿を見て、どういう気持ち(食べたい気持ちが大き過ぎるのか、食べる事が不愉快なのか?)で食べているのか見てもいいですか?との事!

 このSTでは主治医に『遊ぶ事・コミュニケーションがとれる事を主に…』とお願いしていた。
 だからお互いに何も用意はしていなかったのだ。
にこにこ ST とりあえず、訓練室にあったジャムを用意!
 椅子に座りながら、『お母さん、持ってきたよ〜』と先生と一緒にお菓子を持ってくる彩生

 その時、『お母さん、受け取ってください!』と先生…
 彩生が先生に助けながら、私に渡すと、『凄い〜!できた!先生皆で誉める!

 これはとても大切な事だと後から聞きました。
 一つ一つ声をかけて誉めてあげる。それによって次からやろうという気持ちが彩生の中で湧いてくる!

 スプーンを近づけると、磁石が歯向かうように力が入る彩生。
 先生は、いきなりジャムを食べさすのではなく、先生自身が匂いを嗅いだりなめたりするのを彩生に見せる

 そして、何をするかと思えば…
 彩生の手でジャムを練り練りさせて、匂いを嗅がせたりしていたのだ〜
 これで彩生の物が近づいてくる時の怖さは軽減!
にこにこ ST
 
 手は前に出したい気持ちとは反対に力が入ってしまう彩生。
 手に付いたジャムを舐めると、ちょっと興奮気味!

 スプーンであげ始めると、やはりスプーンを強く噛んでしまい、左方向へと首に力が入る。
 緊張を落とす為に、顎の辺りを揉みながら揺らす先生。
 体勢さえ整えてあげれば、とても上手に食べると誉めてくれました。

 最後は、『もう終わり!ママの所へ行こうか?』わざと先生が彩生を抱っこするように手を出す
 彩生が少し緊張すれば、『違うな〜ママじゃないな〜!』
 次に先生が『次はお母さん!』私の背中を押す
 
 そして私が『彩ちゃん、おいで!』と手を出すと、彩生も少し手を出し気味?
 『やっぱりママやな〜ちゃんと手を出せた』と先生達で誉めまくる!
 これもとても大切な事!ちゃんと彩生が手を出せた事を強調しているのだ!

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 私の希望は彩生が少しでも意思表示を出せる事…
 これに対して、先生は
 『表情や視線etc...何らかの形を作ってあげる。
 嫌そうな顔を少しでもしたら「嫌んなんかぁ」とか、少しでも手を動かせば、「やりたいんやね!」ってこっちから言葉をかける事で、こうしたら「YES!」なんだって彩ちゃんの中で作られてきます。
 本当に小さな動きも見逃さずに、受け止めてあげる!
 中々体の一部を動かして、表現するのが難しいお子さんなので、何でも声をかけてあげて、耳に入れてあげる事が大切です!』

 
 ( ̄ヘ ̄;)ウーン なるほど…

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 終りの時間が来て、また連絡しますと先生達…
 私が部屋を出た辺りで、
 『( ̄ヘ ̄)ウーン 賢いお子さんだ…』小声で話す先生達の声

 帰り道、何故か不思議と心が複雑になる私
 運転しながら、車内で車を読んでる様な感じで吐きそうになったくらい考えていた。

 『賢いお子さん…』
 今まで会ってきた数名の先生達は、彩生の事をこう言う。
 決して嫌な言葉ではない。嬉しい気持ちが本音だ…
 しかし、最近少し彩生の気持ちが解ってきたけれども、私の素直な気持ちは…
 『彩生のどこが、賢いんだ!! 私には彩生が本当にそう思ってるとは思えない!
 と思う事の方が多い。
 この子は解ってるんだ!ってそう見ようとしても、思えない事があるのが事実…
 
 『毎日彩生と一番多く接している私がなぜ気持ちを解ってあげられない?
 嬉しいの?嫌なの?それすら解らない時がある…
 私は日頃、彩生の事をゆっくり見てあげられてないんじゃない?
 細かい表情や視線…結構見逃している事が多いんじゃないか?
 彩生の為に、色んな所へと足を運ぶ。
 でもそれよりももっと大切な事を見逃してるのじゃないか?
 もしかして、もっと早く彩生の気持ちが解っていたのかもしれない。
 なのに、夕方の薬をこんなに増やさせてしまったのは、私自身の苦痛なのが理由なだけで、単に私の我が儘じゃないのか?』


 色んな気持ちがずっと頭の中を巡ってドンドン谷底に落ちていく…
 イケナイ!イケナイ!この考え込みすぎる性格がダメ!
 そこまで、思い込む必要もないのに…

 『違う、変に裏を読もうとし過ぎなのか?
 他のお子さんの反応はたまに見るからわかりやすい。
 それと同じ様に、もっと素直に彩生を見て、彩生に接してあげたら、もっと彩生の表情を読み取れるのかも!


 もっと私も単純になって、自然に彩生と接してあげなくちゃいけないと気持ちを少し切り替えた私でした。

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2007.03.09 | ♪通院 | Comment:10